ふみこの優待プラスα日記

株式投資に株主優待、ふるさと納税、その他…こちょこちょしてプラスαの生活を楽しんでます

住宅の購入を決定するにあたって、11個の気をつけたこと、やってみたこと

賃貸のハイツに住んでいましたが、手狭になったのと、家賃を支払っているのがもったいないとおもいだし、中古の住宅を購入しました。

 

住宅を購入するにあたり、私が注目したポイント等をお話したいと思います。

 

  

 

住宅が欲しくなったら

最初は自由に設計ができる新築が良いと思ってましたが、予算的に無理だったので、理想の間取りに近い中古住宅を探しました。

 

まずは、どうして家を買いたいのか。

自分自身(家族)の優先順位を考えました。子どもを育てる環境を考え、実家に近いところを最優先で探すことにしました。

 

リスクヘッジを考える

大切なのは家ではなく人生です。身の丈に合わない金額の住宅を購入すると、人生の自由度が失われます。

 

住宅ローンの返済にボーナス払いは避けた方が良いと考えます。ボーナスは必ずくれるとは限りません。毎月の返済のみにして、ボーナスはないものと考えた方が良いです。ボーナス払いをしないと、返せないような住宅ローンは身の丈に合っていませんので、おすすめできません。

 

また、家を購入するとなかなか引っ越しはできませんので、よく考えて購入しないといけません。転勤がある方は、購入する家を、もし他人に貸すならいくらぐらいかを考えて、住宅ローンの金額と入ってくるであろう家賃の差を比較しておくのも大事だと思います。

 

人を信用しすぎない、まかせない

不動産屋が悪いと言っているのではありません。親身になってくれる不動産屋は多いと思いますが、信用しすぎると、瑕疵を見抜けない人間になってしまいます。

 

瑕疵とは欠陥や不具合があったり、通常どうりに機能しないとか、性能が損なわれているという場合のことです。

 

「あの人(不動産屋)が大丈夫っていうから、大丈夫」

 

などと、自分で確かめもせずに、人の言うことを信用してしまうと、結果として後でもめる元になります。自分で確かめたけど気づけなかった=自己責任ですから、人の責任にしてもめることはありません。

 

衝動買いは禁物、情に流されずに冷静に

不動産の購入は、縁とタイミングだと思います。本当にこの物件が気に入ったのか、あとでこれより自分の条件のあった物件がでても、この物件で納得できるのかを冷静に考えて購入しなくてはいけません。一生のうちに不動産を購入することは多くないので、慎重に考えなくてはいけないです。

 

また、不動産は情に流されて買うものではありません。「もうこの人(不動産屋)何軒も紹介してくれて悪いな。そろそろ決めやなあかんな」などは不要です。

不動産屋の生活ではなく、自分の生活のことなので、他人のことを考えている余裕はなくしてください。

 

断りづらい環境、文句をいいづらい環境をつくらない

ご自身の知人や、△△さんの紹介などは、やめた方がいいです。知っているから言いにくい、△△さんの顔があるから文句を言えないなどの可能性があるからです。

 

まったくの他人の方が、余計なことを考える必要がなくなるので、自分自身が楽です。

 

また、知人や紹介の人には、「私のこともわかってくれているし、ちゃんとやってくれるだろう」と信用してしまいがちです。もし、自分の思っていた仕上がりではなかった場合、その人に対しての信用は落ちます。今後のつきあいも変わるかもしれません。

 

知人や紹介には、リスクをともなう可能性もあるということを、頭の隅に置いておくとよいです。

 

こんな不動産屋はやめた方がよい

契約を急ぐ不動産屋

「早く決めないと他で決まるから」「購入を希望している人が他にもいる」

  ↑

ほんまですか?信用してはいけません。営業トークかもしれないです。

 

きちんと説明をしない不動産屋

「心配しなくても大丈夫」

  ↑

なんらかの種があるから心配しているのです。なんで大丈夫と言い切れるのか。

 

欠点に言及しない不動産屋

メリットばっかり言う営業マンは信用できません。こんなメリットはあるけれど、こんなデメリットもあるというふうに、商売上不利でも、顧客のことを考えて悪いところも教えてくれる人が親切です。

 

不動産屋は毎日不動産を見ています。プロの目から見て、ここはどうなのか。顧客にとってのオススメなのか。不動産屋にとってのオススメなのか。本当に顧客の立場に立って考えてくれているのかを、見極めなければなりませんね。

 

実際に物件を見にいったときに

チラシや不動産屋からの勧めで、物件を見に行くことになったときに、どこをチェックすれば良いのか素人ではわかりません。

 

私もまったく知識がないので、気に入った家を2回目に見に行ったときは、知り合いの工務店の人に来てもらい、床下や屋根裏など見てもらいました。

 

住宅診断(ホーム・インスペクション)といって、専門家が住宅の劣化状態や欠陥の有無、リフォームの必要性などを客観的な立場からチェックしてくれる仕組みがあるそうです。

 

お金はかかりますが、高価な買い物なので、先行投資も必要かと思います。

 

周辺環境は近所の方に聞き込みをしよう

その住宅の周りの環境や情報は、近所の方がやっぱり詳しいです。勇気を出して、聞き込みをしましょう。

 

「お忙しい中すみません、私△△と申します。今度この近くに越してこようと思っているのですが、初めて住む場所なので迷っています。…」と聞いてみましょう。

 

人と人とは会って話しをすると、安心できるものです。これが例えば声しかわからない電話で聞いても、怪しまれて教えてもらえなさそうですが、会って話をすると、話し好きの近所の方なら、いろいろな情報を教えてもらうことができます。

 

例えば、車の通りが多そうな道に面した家であれば、「夜中とかはどうですか?音が気になったりしますか?」などと、聞いてみるとよいかもしれません。

 

例えば、川の近くにある家だったら、「川の匂いとかどうですか?」

近くにお店がある家だったら「お店の音とか匂いとかありますか?」

近くに大きな建物がある家だったら「日当たりとかどうですか?」

他にも「大雨が降ったときは、水がたまったりしますか?」「ごみ置き場はどこですか?」

など、気になることを、近所の方に聞くのが一番情報を頂きやすいです。

 

また、自分がそこに引っ越してくるときにも、1度会っておけば挨拶もしやすく、コミュニケーションがとりやすくなります。

 

自分で行って、確かめよう

その家の環境や雰囲気は、1度ではわかりません。昼間に見た時と夜に見た時とは、周辺の印象が違います。昼間に1度見にいったのなら、夜にも行ってみる。週末に行ったのなら、平日にもいってみる。というふうに、時間や曜日を変えて確認することも大事です。

 

中古住宅を購入する場合は、登記簿謄本をとってみよう

登記簿謄本は、法務局で取ることができます。登記簿謄本には、その物件の所有者の履歴や借金の履歴がわかります。誰が持っていて、いつ所有したのか。持ち主の債務状況など、その物件を売る理由や、売らなくてはいけないという困り具合をチェックすることができます。

 

土地の境界と越境物の確認

登記簿謄本上の公簿面積と実測面積が異なる土地は要注意です。

 

また、敷地境界線から木の枝や根・屋根などがはみ出ていないか、確認しましょう。

 

この家を買うと決めたら

何回考えてもあの家がいいと思い、購入を決意したら、不動産屋に「あの家買います!」というのではなく、「すごく迷っているのです」と伝えましょう。

 

そして、最終的には

「今の金額より値引きしてくれたら買います!」

と言ってみましょう。言うのはタダです。

 

不動産は大きな買い物です。少しの値引きで、白物家電製品が買えます。たとえ10万円でも、安くなればいいんです。

 

ちなみに私は、80万円安くなりました。もともと売り主さんが強く売りたい物件だったので、交渉成立しましたが、ダメ元で言ってみるものです。

 

さいごに

以上が、私が中古住宅を購入を決めるする際に、気をつけたことです。皆様の参考になりましたら幸いです。