銀行や郵便局の口座に10年以上放置されている「休眠預金」を民間公益活動の財源として利用できるようにする法律が可決・成立しました。
休眠預金は、毎年1000億円とも言われています。海外ではすでに休眠預金を社会事業や福祉事業に使われている例があるそうですが、日本では、子どもの貧困対策や若者支援、福祉、地域活性化などに、活用されるとのことです。
預金者からの請求があればいつでも利息を含めた金額の払い戻しは可能であり、払い戻し分を差し引いた年500億円から600億円があてられるそうです。
忘れられたお金って、そんなにあるんですね。塵も積もれば山となるですね。今はそういったお金は、金融機関の収入となっています。
そんな休眠預金を使おうという発想になるということは、お金ないんですね日本って。
自分(国会議員)の給料は減らされたくないけど、税金上げると言ったら国民からの反発もあるし、じゃあ忘れられたお金をアテにしちゃおうよ!そのお金を振り分ける団体が必要だよね、天下り先が増えたよ!
国会議員と官僚のWin-Winが完成しましたね。
今日の日経平均
為替が円高に動いたため、マイナスからのスタートで、昼過ぎには197円安まで下がりましたが、終値は18,426円08銭(前日比87円04銭安、-0.47%)で今週の取引を終了しました。
アメリカの雇用統計やイタリアの国民投票を控えて、ポジションを軽くするための売りもあったようです。
国民投票といえは、6月のイギリスのEU離脱是非を問う国民投票がありましたね。今回イタリアでは、憲法改正の国民投票が4日に行われます。イタリアのレンツィ首相は、上院(日本で言うところの参議院)の定数を315人から100人減らしたいそうです。もし、憲法改正案が国民投票で否決となれば、首相を辞任すると表明しています。
そこで、今の政治に不満をもっている人たちが団結し、レンツィ首相を辞任に追いやろうとしているそうで、世論調査では憲法改正に「反対」が「賛成」を上回っているとのことです。アメリカ大統領選挙で世論調査が当てにならなかったのが記憶に新しいですが、「反対」が過半数であればレンツィ首相は辞任し、総選挙になるのではないかと懸念されています。
今イタリアでは新興政党「五つ星運動」が若者層を中心に指示を集め、最も人気のある政党になっています。総選挙になり、もし「五つ星運動」が政権を取ると、「五つ星運動」は政権を握ったあかつきに、EU離脱を問う国民投票を行うと主張しています。
今回のイタリア国民投票は、EUの終わりの始まりではないかと。
しかし、イタリア憲法には「国民投票による国際条約の破棄を禁止」しているので、EU離脱の国民投票の前に、憲法改正が必要になるので、ハードルは高いとの話も。
未来の事はわからないので、実際どうなるのでしょうか…
ふみこの持ち株結果
前日比+0.18%でした。キューピー(2809)が本日も値段を下げて、塩漬け銘柄になる気配がぷんぷんしてきました。イオンの中にある靴屋のジーフット(2686)やビックカメラ(3048)が調子良かったです。